2012年12月27日木曜日

サニー 永遠の仲間たち



2012年見れなかったものをDVDで今年のうちに。
とんでもない作品見逃してたで…
何から話そうか迷うぐらい、最高でした。

高校時代仲の良かったメンバーが、
そのうちの1人の死期が近づいていることをきっかけに集まる。
その高校時代と現在がクロスフェードしながら、物語は進行していく。
まずねーこのメンバーが全員いとおしすぎる!
サニーっていうのは、このクルーの呼称なんすけど
このへんのHIPHOP感にやられたし、クルー萌えといえば
今年のボクのNo.1であるアタック・ザ・ブロックと近い感覚。
彼女たちのエピソードなら、いくらだって見れる。
現在は、それぞれ何とでもない日常を過ごす
彼女たちが再会することで、自分たちの人生を取り戻す。
つまり、自分が人生の主役だという感覚を取り戻し
「生きる」ことに対して受動→能動になる瞬間を目撃できる。
これを高校時代のエピソードをトレースしながら
それが徐々に現実にフィードする手法はいいなぁと思いました。
さらに最近体得した「甘酸」eyeで見ると、悶絶シーンのつるべ打ち。
例えばヘッドホンを耳にあてるくだりで、酸いも甘いも見せる鬼畜演出。
この映画の主人公は女性だし、もっとも深く突き刺さるのは
25〜40歳の女性かもしれないですね。
でも、多くの人が持つ過去の良き思い出をくすぐる作品なので
万人に受けると思います。
過去に囚われず、今を生きる!という人が結構いるけど
うっせーバカと。思い出の中に生きることもあるし
それがきっかけで今が変わることだってあるんだよ!
という誰に向けたか分かんない気持ちになった。笑
今年の音楽演出では「最強のふたり」のEWF使いが1位でしたが
本作は同率1位くらいで終盤の「Sunny」→「Time After Time」は刺さった。





ただラストが少しねぇ、ご都合主義かなと。金かと。
そこじゃなくね。とは思いました。
でも、アイツらには皆幸せになって欲しいからよいけどね!
(現実と虚実の混同)
いかんせん超好き!

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