2013年3月2日土曜日

世界にひとつのプレイブック



TOHOシネマONLYのチケットの有効期限に合わせて有楽町で。
シャンテは初めてだったけど、古き良き映画館って感じで良かったけど
いかんせん狭すぎ。。。もう行かないかも…

肝心の映画はというと、ツッコミたい箇所もありつつ
映画らしい映画!という要素と狂った部分を合わせ持つ素晴らしい映画でした。
主人公は精神病院から条件付きで出た男性(Pat)と
夫を亡くして、精神を病んだ女性をめぐる物語。

Patは奥さんの不倫を目撃しちゃって、不倫相手をボコボコにしたことで
躁鬱病が発覚。奥さんへの接近禁止の命令が出る。
しかも、不倫されてた事実が分かるきっかけがこの曲っていう。



昔から凄い好きな曲なので、かかった瞬間イエーイ!とか思ってたら
壮絶な展開になったので、びっくりしたし
2回目に幻聴で聞こえてくるシーンは「やめてー!」ってなったw
しかも、家で歌詞調べてたら思ってたより切ない歌詞でした。。
(上のYoutubeで見れます)
男性目線の曲ですけど
この映画におけるジェニファー・ローレンスの気持ちを
代弁してるような内容なので、映画見た人はチェックしてみてください。
味わいがまた変わると思います。

Patは前の奥さんに未練タラタラで幼い大人。
ジェニファー・ローレンスはintelligent hoe って感じ。
最初は奥さんに手紙を渡してもらうのと引き換えに
この女性とダンスレッスンを始める。
すると、これまで奥さんの読んでた本や家族との付き合い
日々のランニングでも収まらなかった精神の乱調が収まってくる。
この理由が ダンス→ ジェニファー・ローレンス になるのが面白い。
かといって、Patだけが人として欠けているという訳ではなく
お互いが認め合って、最後のダンス大会で結実するんですね。
ホントあのダンスシーンは最高でした。
何事も上手だから良いという訳ではなく、その人から滲み出る何か。
しかも、この手のことだと結果出なくたって良いやんとかなるけど
そこはしっかり結果を残す。一瞬鬼畜エンディングか思いきや
落ち着くことに、落ち着いて良かった。
色んな要素がてんこ盛りなので、
見終わったあと、見た人同士で話したくなる映画でした。

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