2013年5月20日月曜日

ロンゲスト・ヤード



ソフト化されていないカルフォルニア・ドールズを劇場で見逃し
反省しきりの中、ロバート・アルドリッチ監督の作品を見ようということで。
むかしの監督なんだけど、最近名前をよく見るので気になってました。
そんな彼の代表作である本作。
結果、最高やないかーい!この作品嫌いな男がいれば、そいつは漢ではなーい!
というぐらい男子映画でした。

過去にイカサマをしたプロアメフト選手(クルー)が刑務所に収監されて
ひょんなことから受刑者vs看守の試合を行うことに。
その試合までの過程と実際の試合を描いた物語。

大前提としてアメフトのルールを
ある程度知ってから見ないと、楽しさが半減します。
ですので、見る前にはググって調べてください。
構造としては完全に僕達が好きな
「持たざるものが知恵をつけて、圧倒的な敵に挑む!」
という作りです。

受刑者達はアメフトの素人だから
クルーがそれぞれの長所を見つけてスカウトしたり
便利屋、もう1人の元プロのチームの力を借りて
チームを強くしていく。
刑務所という色んなことが制限された状況で
DIY感ビンビンで上手くなっていくのが見てて楽しい。
黒人たちと意気投合してからの勢い。
皆が一丸になって「I got it!!」と力強く言うのとか超高まりました。
 看守達の卑劣ぶりがしつこいぐらい描かれているから
見終わった後のカタルシスがハンパない!
所長からの揺さぶりに対して、一旦負けてしまうクルーが
そこから自分の人生をかなぐり捨ててまで
その刹那にかける男気に惚れました。
(そこでのオッサンとのやり取りもスゲーいい!)
ラストのボール拾ってからの〜がしびれます。
次見るロバートアルドリッチ作品も楽しみになりました。

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