2013年8月9日金曜日

モンスターズ・ユニバーシティ



しっかりと予習で前作を見た後で。
断然、今作の方が好きでした。
サリーとマイクがモンスターズ・インクに
入社するまでの大学でのストーリー
勉強ができるけど、実力は無いマイクと
勉強はできないけど、実力は抜群なサリー。
この"ungifted"と"gifted"な対比の作りが良いバランス。
マイクはモンスターズ・インクで働くことを夢見て
大学で勉強する意気込み十分。誰よりもやる気に満ちあふれている。
でも、本質的に全く怖い存在ではない(見た目や声など)
一方で、サリーは有名な怖がらせ屋の2世として
その溢れる才能にあぐらをかいて、勉強する気なし。
この2人が紆余曲折しながら
モンスターズ・インクで描かれるような
名バディとなる過程が楽しめます。
基本的にはルーザーもので、怖がらせ学部を
除籍されてしまったサリーとマイクが
ダメダメグループを率いて、怖がらせ大会で優勝を狙う物語。
いわゆる下克上Steelo.
最初、2人は上述した通り、水と油のごとく合わない。
しかも周りのメンバーも、のんびりしてて勝てる気配ゼロ。
そこから、それぞれの個性を生かしながら
チームが一つになっていくのが愛おしい。
特に良かったのは、モンスターズ・インクに忍びこんで
働いている現場を皆で見学するシーン。
皆違って、皆良い!ってこと。
そこから大会の決勝へと物語は進んでいき、一旦大団円を迎える。
でも、そこで終わる訳ではなく、過度な優しさが悲劇を招く。
その結果、マイクが自分の実力を試すために人間界へと単独で潜入し
自分に才能、実力がないことに直面するんですね。超切ない。
しかし、そこへサリーが助けにいき、
それぞれが1人では発揮できない力、つまりバディ力を見せつけてくれる。
怖がらせ方のギミック含めて、ガン上がりでした。
結局は大学を退学させられる訳ですが、このバディ力で
モンスターズ・インクで怖がらせ屋として働けるようになると。
前日譚な訳ですが、予習なしで全然大丈夫。
(前作見てるとニヤリとする場面あるけど)
やっぱり、ピクさーはいつ見てもHigh Quality!!

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