2013年9月15日日曜日

エンド・オブ・ウォッチ




仕事終わりに定時ダッシュで。
映画秘宝で軽く記事を読み、これは!と思い見ました。
めちゃくちゃおもしろかったです。
ハラハラ感という意味では今年一番。
LAのサウスセントラルという街に勤務する警官の物語。
この街はアメリカ内でも治安が特に悪い地域として有名です。
ギャング間の抗争も多く
劇中ではチカーノvs黒人という構図になっていました。
HIPHOPが好きなので、ぼやっとした知識はあったんですが
それを上回る迫力!興奮!
モキュメンタリー的な作りで
登場人物が持ってるカメラの映像や
主人公達の胸ポケットに付けている小型カメラの映像を
ないまぜにすることで迫力が倍増しています。
前半は2人の日々の業務を紹介する流れ。
言いがかりのような形で逮捕したりもする。
メインとなるのは2人の駄話で、これがまたオモシロい。
無邪気というか。ここで2人にグッと感情移入してしまいます。
そうなってから、それぞれの仕事以外の近況が出てくる後半。
1人は結婚してて、子どももいるし、奥さん妊娠している。
もう1人は最近良い人と出会い、結婚しようとしている。
私生活ではハッピーバイブス全開。
仕事でも順調なんですが、だんだん死の臭いが…
2人が幸せになればなるほど
のちに待っていると想起される辛い結果(死)が頭をよぎる。
この構成はホントに上手いなーと思います。
ラストも絶望感がハンパないし、
エンドロール前の2人の駄話をリフレインでされるのも
相当キツかったです。。
GTAの逆視点なので、そんな気持ちでみると
また趣深いかもしれません。

0 件のコメント: