2014年2月2日日曜日

ウルフ・オブ・ウォールストリート



スコセッシ×ディカプリオの最新作。
カニエの「Black Skinhead」使いのTeaserもナイスで、
期待してましたが、オモシロかったです。
でも、この映画に倣って言うならば、Fucking too long!!!
180分は長過ぎ!1時間ぐらいしぼれたと思う。
とは言いつつも、ディカプリオは嫌みな役やらせたら、
ホントに最高だなーと。ドンズバでハマってました。
日本人なら、本作を見て思い出すのはホリエモンでしょう。
こっちはもっとデーハーで
アメリカナイズされてるけど、結局は金の話。
ウォール街で働くディカプリオの栄枯盛衰物語です。
彼は一攫千金を夢見て、ウォール街にやってきて働き始める。
そこの上司は1ヶ月で100万ドル稼ぐ男。
演じるのは、ノリに乗ってるマシュー・マコノヒー!
本作でも流石の怪演っぷり!
とくにマティーニの注文っぷりがアッツいし、
オレは1日2回ヌクとか、アクセル全開でした。
ディカプリオは戸惑うんだけど、
まるで彼をなぞるかのように、ドラッグ、SEXに溺れていく。
この勤めていた会社はBlack Mondayをきっかけに潰れちゃう。
無職になったディカプリオは、
1株数セントのペニー株を取り扱う会社で働き始める。
そこで天性の口の上手さを駆使し、バリバリ儲けちゃう!
そんな中でジョナ・ヒルと出会い、新たに会社を作ることに。
学歴の無いけど、ストリートでサバイブしてるやつらを雇い、
これまでと同様、安い株で儲けていく。
そのうち、更に儲けるためには
貧乏人相手じゃだめだ!ってことで、
ディカプリオがHow toを披露する。
このシーンが相当好きでした。
インテリ金持ち相手に、ストリートあがりのやつらが
バンバン株を売っていく。スピーカーにして、
皆でゲラゲラ笑ってるのが、チーム感あって好きでした。
会社はドンドン成長し、ウォール街に殴り込む。
それと同時に、金使いも荒くなり、ドラッグ、SEX三昧!
この点に関しては相当攻めてます!
おぱーいの量は、これまで見た映画の中で最多かも。
映画内でも散々語られてますが、
ドラッグ、SEXへの依存よりも金への執着は収まりがつかない。
まさにCash Rules Everything Around Me
原作ありきだけど、この執着性をオモシロく見せるのは、
スコセッシの手腕なのかなーと思ったり。

儲かるのはillegalなことしてるってのもあるんだけど、
ディカプリオの雄弁さが原点。
会社内で何回かスピーチするシーンがあるけど、いずれも素晴らしい。
そこに説得力がある/ないで見え方が全く異なると思います。
凋落していく姿が描かれるのが後半。
ドラッグの招く悲劇なんだけど、ジョナ・ヒルのチョンボが原因。
LEMONっていうドラッグをキメタときの、
ディカプリオの演技は凄まじかった…
結局、家族も友人も失ってしまうけど、
彼に残るのは、その雄弁さと金。
ペンの話で締めるのが素晴らしかったな〜
Fucking 最高な映画でした。

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