2014年2月26日水曜日

キック・アス / ジャスティス・フォーエバー



4年前に劇場で見て大興奮した前作。
キックアスとヒットガールにスクリーンで再び会える!
ということで見てきました。
前日にブルーレイで予習し、万全の状態で見た訳ですが…
間違いなくオモシロい作品でしたけど…
期待値を上げすぎたのかもしれません。
昨今のアメコミヒーローもので描かれる、
「何故戦うのか?」問題を取り上げるのは良いけど、
キックアスにあの分量入れるのはうーんって感じ。
(ウォッチメンを読んだり、見たりしたことで、
その点のハードルが上がってしまっているのかも。)
ただし、前作とバジェットが大幅にアップしていることもあり、
アクションはもちろんのこと、映画全体がリッチ。
色んなキャラが出てくるけど、その立て方も抜群。
そして、なによりも前作同様、ちゃんと下品で残酷!

クロエ・モレッツ演じるヒットガールが、
高校入学してからの物語。
前作のキックアスの活躍によるマスクヒーローが
同時多発的に発生している社会です。
ヒットガールも父の意思を継ぎ、悪いやつらをぶっ倒し続けている。
(と同時にキックアスを鍛えている)
ここから、それぞれのストーリーが始まります。
キックアスは自警集団ジャスティス・フォーエバーに加入し、
昔のように仲間と共に戦うことをenjoy
一方のヒットガールは父亡きあとの保護者であるマーカス(警察官)の
言うことを聞き、ヒットガール稼業をやめ、
失われた青春を取り戻すべく、高校生活に順応しようとする。
僕はこのヒットガールの高校シークエンスが一番好きでした。
キャリー的な部分もあったり、Union Jでジュンジュワ〜、
そしてゲリゲロ棒しかり、笑いまくりました。
キックアスの方で言うと、ジャスティス・フォーエバーの
リーダーであるストライプス大佐ね。
ポスターも予告編も何度も見ていましたが、
演じているのがジムキャリーとは全く思えませんでした。
っていうくらいの怪演っぷりを見せつけてました。
愛犬アイゼンハワーとのチンコ食いはFreshでしたね。
そして、ヒーローもので忘れてはならないのが敵。
それは勿論レッドミストなんですが、
そのダークサイド、「マザーファッカー」として、
彼の父を殺したキックアスに復讐を誓う。
彼は自分は弱いから、金にもの言わせて、
殺し屋を雇い、チームを結成。
キックアスの周囲の人々を痛めつけていく。
なんといっても、そのチーム一員であるマザーロシア。
この映画における5億点は彼女でしょう。外見はモロに神取忍。
警察官12人と乱取りは圧巻だし、
そのアクションのバリエーションは本当に素晴らしかった。
(あの首関節キメは子どものころなら絶対マネしてたw)
その事件の後、マスクマンを取り締まるようになり、
あることをきっかけにキックアスもヒーローをやめる。
すったもんだありーの、
最後はマザファッカー軍団vsキックアス軍団となり、大乱闘!
ここのシーンからラストにかけてが、
あんまり乗れなかったから、
本作がそこまで好きになれなっかたのかもしれません。
ただし、前述しましたが、
キックアスが他のヒーローものと異なるのは、
血はしっかり出るし、痛いことは痛く撮る!ということ。
現実味があり、死が確実に存在する世界設定な訳です。
一市民がヒーローになるという、
今起こってもおかしくない現実との地続き感を暴力で提示するところは
紳士だと思うし、大好きな部分です。
ガタガタ述べてきましたが、
つべこべ言わずにデカいスクリーンで見な!cock sucker !!

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