2014年4月12日土曜日

ローン・サバイバー



タマフルの課題作品になり、
最近戦争もの見てないなーと思い鑑賞。
やっぱ戦争ものは生死ギリギリの物語だから、
見てる間、嫌が応にもアドレナリン出まくり。
ずっと口空けながら、見てましたw
戦争サバイバルものとしてのライド性が抜群。
それに加えて、フレッシュなアクションや、
先の見えない展開にずっとハラハラしてました。

レッドウイング作戦と呼ばれる実際に行われた
アフガニスタンでのアメリカのoperationの話。
作戦を端的に説明すると、
タリバン一派によるアメリカ兵殺害の首謀者をぶっ殺す作戦。
先攻部隊として4人の斥候が送られる。
そして、彼らは現地住民と山間部でまさかの遭遇。
住民たちを一旦捕らえるものの、解放してしまう。
それが運のつきで、タリバンのやつらが
逆に彼らをぶっ殺しに襲撃してくるというお話です。
冒頭でアメリカの軍隊学校の壮絶なトレーニング映像が流れる。
彼らは過酷なトレーニングに耐え、
たくましく育ち、仲間たちと強い絆で結ばれている。
(王将の新入社員研修の動画をレミニス)
これがあるから、相当強いんだろうなーと思うものの、
いざ戦闘が始まったら、スナイパー銃(?)で粛々と殺してはいくんだけど、
地の利、数の利を得ているタリバン一派に圧倒されていく。
戦闘が始まるまで相当抑制されている分、
ウォールバーグが言うところの「タイムカード」をきった瞬間から
始まる地獄絵図は辛いものがあるし、
銃声がこだまする、あの空間にいるかの如く感じる。
本作で一番FRESHだと感じたアクションは崖から転げ落ちるシーン。
計2回あるんだけど、「痛い!」っていうのが
スクリーンからビシバシと伝わってきました。
ベルリンファイルの突起ぶっつけに匹敵する痛み表現。
サバイバルものでお約束の一旦希望を見せといて、
絶望の淵に叩き込むシーンも
スケールがすげーでかいから、絶望感もマシマシ!
命からがら山間銃撃戦から逃れた後の展開も衝撃。
言葉の通じない状況で、生死をさまよう地獄。
(ナイフのくだりは笑ってしまったけどw)
謎やなーと思ってたところが最後に字幕で説明された
瞬間は鳥肌立ちました。
「えっ!そんな理由で、あそこまでやんの…」っていう。
これが実際に起こった話なんだから凄まじい。
事実だと強調するかのごとく、
David Bowieの「HEROES」のカバーが流れながら、
実際にレッドウイング作戦に携わった人の写真が映し出される。
ライド性重視の映画なので、是非映画館で!

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