2014年9月8日月曜日

東京家族


山田洋一監督作品。
日本を代表する監督の1人ですが、「おとうと」ぐらいしか、
ちゃんと見たことないです…
元は小津安二郎の代表作である「東京家族」で、
そのリメイク版となります。
話の大筋は変わらない中で、この時代に見ても、
グッとくるというか、色々と考えさせらるということは、
日本における家族の「ある側面」を確実に捉えてるんだろうなぁと。
本作を見た誰もが果たして「自分はどうなんだろうか?」
と考えざるを得ないと思います。
自分が30代、40代、50代になったとき、
それぞれの世代で見た後の感想は異なるタイプの作品です。
親を含め家族を大切にせず、おざなりにするということは、
ずっと一緒に生きてきて、親の死が身近に感じられないからだと思います。
でも結局いずれは死んでしまうし、死んだあとに、
後悔してもどうしようもない訳で。
こんなことを比較的ドライなタッチで描いているのが好きでした。
一回も見たことがない小津作品も見ようと思います。

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