2014年10月13日月曜日

精神



想田監督作品。
友達にも何回も薦められていたんですが、
内容を少し知っていた分、躊躇していました…
当然のことなんですが、最高にオモシロかったです。
普段接することがない世界を、
特に説明もなく、ひたすら見せてくれるという、
観察映画スタイルは見ている間に、
色んなことを考えさせられました。
岡山にあるグループホームのような精神病院に通う、
様々な患者の言動を捉えていくんですが、
どれも本当に強烈な話ばかりで。。
少し変な行動を取った人を見たときに、
「この人は頭おかしいから」と片付けるのは簡単やけど、
大きな枠に当てはめた、ひとくくりの議論は、
なにも解決しなくて。病院の先生みたいに、
1つ1つ真摯に向き合わないとな〜と思いました。
終盤の統合失調と向き合うオジさんの話は、
確かにと溜飲を下げたんですが、
果たして身の回りにいたら…
と考えたときに、その思考に至れるのか?
想田監督の映画は見終わった後に考えることが楽しいので、
関連書籍や映画を見たり、読んだりしようと思います。

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