2014年11月8日土曜日

エクスペンダブルズ3



2を念のため予習して鑑賞しました。
最高っ!に楽しかったです。
もはやプログラムピクチャーの部類に入るもので、
最終的にエクスペンダブルズが勝って打ちアガるという
フォーマットの中で監督それぞれの色があってオモシロい!
今回はホモソーシャルな関係性を打ち出しつつ、
若者とオジさんの世代間ギャップも描きつつ、
エクスペンダブルズシリーズの本質に迫る
「なめんなよ!オジさんを!」スタイルで楽しめました。
冒頭、前作と同様に脱獄援助から始まるんですが、
これが一般的な映画ならラストでもおかしくない形の、
超ド派手アクションシーン!
しかも、それが本シリーズ初登場となる、
ウェズリー・スナイプスの独壇場なんだから大興奮。
ひげボーボーで暴れ回る姿が本当に凄まじくて、
刑務所ボカーン!タイトルどーん!でツカミは抜群。
スナイプスは1作目で出る予定だったけど、
脱税で捕まったことから、やっと出演できた訳ですが、
そのいじりも劇中に盛り込まれていました。
(機内でのひげ剃りも最高っした)
脱獄したその足で、いつも通りCIAの下請け仕事へ。
今回はCIAの窓口がブルース・ウィルスではなく、
リチャード・ギアになっているところもオモシロくて、
「もうアイツはいらへんのや」と言うところとかニクいね〜
年取り過ぎやろ…とか思っていたら、後半で炸裂してました。
武器商人をぶっ殺そうとしたら、
それがex-エクスペンダブルズのメルギブソンやないか!
となって、彼にエクスペンダブルズがボコボコにされる。
メルギブがあまりに強過ぎたために、
「オレとおっても、こいつらは幸せになられへんわ」
とスタローンは思いやり、エクスペンダブルズの解散を告げる。
このシーンが完全に別れるカップルにしか見えないんですよね。
とくにステイサムの食い下がる感じとか、完全に女子。
そして、解散したスタローンが取る行動が、
「命知らずの若者をヘッドハントや!」
完全にラブストーリーで、長い付き合いの彼女をふって、
若くてカワイイ女の子を紹介してもらう。
若者たちとメルギブ退治に行くところで、
エクスペンダブルズのメンバーが、
先輩風ビュンビュン吹かすシーンは、
若者vsオジさん、元カノvs今カノの二重構造になっていて、
もうニヤニヤが止まらない。
一旦メルギブを生け捕りにするシーンは、
最近のスパイものさながらで、
スタローンがついていけないくだりもオモシロかったなー
メルギブの逆襲にあい、今カノ達が拉致られてしまう。
スタローンが1人で彼らを救出しようとするところへ、
アントニオ・バンデラスが登場。
超おしゃべり糞野郎でイイ感じにUZAI
そして、エクスペンダブルズの面々も
「しゃーないなー」と言いながら助太刀してくれる。
この面々が登場するシーンは、来るのは分かっているけど、
ウオー!ってなること間違いなし!
今カノ達を無事に救出したあとは、
元カノと今カノが協力しながら、メルギブ軍隊とバトル
さらにリチャードギアがヘリで参戦し、
そこにはスタローンとジェット・リーが乗っているという、
もうお腹いっぱいだよ…という展開。
それぞれ、しっかり見せ場があるので、息つく暇無し。
ヘリに豪華俳優がすし詰めになってるのは笑えたなー
ただメルギブとスタローンの一騎打ちが、
意外にあっさりし過ぎてて、なんだかなぁって感じでした。
あと、俳優のギャラでお金がなかったのか、
CGが素人目に見ても安っぽくて残念…
そんなことは些細な話で、最後は皆で打ち上げ!
今回はかなり長めで見所が多い。
とくにビビったのは、
シュワちゃんとジェット・リーの関係性。
確信犯やないか!と心の中で叫びました。
ラストは若者たちはNeil Young のOld manを、
カラオケで歌って見事に締める。
こんなもん家でDVDで見てもしょうがないから、
絶対劇場でオジさんパワーを体感した方がいいよ!

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